作られた電気はどのようにしてみなさまのもとへ届けられるのでしょうか?ここでは、電力の送電方法を見てみましょう。
みなさまのもとへ電気を送るには3つの工程が必要になります。
発電機で作った電気を効率よく送るため、変圧器によって電圧を上げます。
変圧器で電圧を上げた電気は、開閉所という設備を通して電力会社(東北電力・東京電力)へ送ります。開閉所には、電力会社の送電線と発電所をつなぐ電気を入・切するスイッチ(開閉器)が設置されており、安全にそして安定した電力の供給を行う上で欠かせない、重要な設備になります。
勿来発電所で作った電気は、電力会社の変電所を経由し、みなさまのご家庭や工場、ビルなどへ届けられます。
次のページでは、石炭を燃やした時に出る煙や騒音などに対する対策を説明します。
電気とは電流・電圧・電力のことをまとめたものです。電流は電気の流れ、電圧は電気を流そうとする力で、電力は電流が行える仕事の量です。